マヌカハニーの日本人養蜂家ブログ!

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養蜂職人のマヌカハニー情熱ブログ!

ニュージーランド在住の日本人養蜂家が
マヌカハニーの生産現場を語ります。
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  • 養蜂場の除草

    2019年02月12日更新

    【マヌカハニー職人の現場】

    いよいよマヌカの流蜜シーズンとなり気温も日を追うにしたがって上昇し、この先は日中の作業がかなりきつく紫外線のリスクも大きい。ニュージーランドは緯度が高く南極が近いので、オゾンホールからの紫外線の影響をもろに受ける。なんでも一説によると皮膚癌になる率は日本とNZでは30倍も当地の方が多いといわれ、これは世界一高い確率である。養蜂の仕事は、厚手のオーバーオールと面布をかぶり皮の手袋を使用するので紫外線によるリスクは軽減できるが、その他の作業は直射日光にあたる機会が結構多い。そのためできるだけ日差しの強い時間帯は避けている。
    気温上昇に伴って、新緑が美しく雑草類の背丈も伸び養蜂場内も雑草刈りが必要だ。蜂たちの健康上もともと風通しの良いロケーションに展開しているが、雑草が延びてくるとどうしても湿気が多くなる。マヌカの原生林を切り開いての蜂場ではあるが、夏場の雑草の生育速度には閉口する。マヌカ木伐採の時に落ちた種子が発芽して生育している。できるだけマヌカは切らず雑草だけを草刈機で除草してゆくが、これが結構な手間となるため成長の良いもの以外は雑草と一緒に刈り取ってゆく。除草機は2サイクル35ccエンジン搭載の肩掛け式で先端に金属製丸鋸刃が付いており、直径5センチ以下の雑木などは瞬時に刈り払うことができる。
    こうして除草した蜂場はさっぱりして気持ちが良く、気のせいか何となくミツバチたちも気持ちよく巣箱から蜜源に飛び立ってゆく。このように常に管理された蜂場は盗難のリスクも減るように思われる。雑草に覆われた巣箱は放置されたようで犯罪者にやましい気を起こさせることにも成りかねないと思うのだ。マヌカハニーの価格が高騰している昨今、盗難件数は増える一方でこのリスクは極めて深刻である。

  • 雨天が続くとミツバチたちは

    2019年02月05日更新

    オーストラリアとニュージーランドの間にタスマンと呼ばれる海峡がある。オーストラリア大陸で発生した気団が東に進みこの海峡を渡ってニュージーランドに達する。この海峡を渡ることによって気団が複雑化し、天気予報が中々当たらない。気象予報士の泣き所である。
    この処、最も遠い養蜂場が雨続きで閉口していたが、やっと大きな高気圧の気団が来て良い天気になったので心配しながら様子を見に行った。彼女(ミツバチは女系集団)たちは元気だった! 久しぶりの青空を元気よく飛び廻っていたのでほっとした。早速巣箱内の内検に入るが、予想していた通り前回の内検時に比べて貯蜜が大幅に減っていた。雨天が続くと働き蜂は採蜜ができず花蜜を運んで来られないので、巣箱内の貯蜜を食料として消費することになる。近年は過去に無かった異常気象による長雨や極端な大雨が当地でも普通にあるため、これは私たちにとっても大きな打撃となる。

    食糧難となったミツバチは近くの巣箱に盗蜜、つまり他の巣箱へ蜜を盗みに入る。群棲の弱い巣箱ほどこの被害を受け、蜜ばかりでなく花粉や蜜蝋までもが盗まれてゆく。弱い者にはよってたかって悲劇が襲い掛かり滅びていく厳しい現実があるのだ。やがてこの群れは栄養失調に陥り全てにおいて抵抗力が無くなり、病気や天敵の巣虫、ダニの被害に遭遇する。こうした状況になる前にいち早く餌となる蜜を与えなければならないし、巣門(蜂の出入り口)はできるだけ狭くして他群の蜂が容易に入れないようにする。
    こうなった場合に通常最も簡単な方法として砂糖水を与えるのであるが、私のところはこれをやらない。砂糖はじめ人工の餌は、経験上ミツバチにとって様々な負の影響があることを知っているからだ。マヌカ花蜜の流蜜期以外に採れた雑蜜(百科蜜)を其々の巣箱番号を記入して保管しておき、花蜜の不足する時は餌として同じ巣箱の蜜を与える。これは他の巣箱のものを流用すると伝染病感染のリスクがあるからだ。
    私のところではマヌカの流蜜期が始まると、同時にそれまで採ってきた雑蜜のフレームを全て取り払い新しいものに取り換える。これはマヌカ蜜の純度を高めるためであるが、通常こちらの養蜂家はそこまでは徹底しないのでマヌカ蜜に雑蜜が混合されてしまう。従って活性度や純度、品質の高いマヌカハニーを世に出すことは、これらを徹底しない限り決して成就できない。前にも話したが養蜂の仕事は日頃、常に様々な管理をしっかりやってこそ成り立つのだ。

  • 女王蜂の健康状態を知ること

    2019年01月29日更新

    【マヌカハニー職人の現場】

    流蜜期の巣箱の内検は分蜂(巣別れ)を抑えるためには重要であり、養蜂家は常に多くの問題を同時に解決・確認をして敏速に内検を進めていかなければならない事も既に話した。
    その中でも女王蜂の健康状態を確認することも最重要点だ。何万匹もいる蜂群から女王蜂1匹を見つけるのは極めて非能率であるし、何も女王を見つけたからといってその健康状態を知ることは、大よその事は分かってもやはり困難でもある。特定の巣箱の女王の産卵能力がどの程度のものかは巣房内の幼虫や卵の産卵状態を見れば的確にわかる。画像のように蓋をされ、成虫目前の幼虫がまとまってフレーム上に密にあることが理想である。これは女王蜂の産卵性能が劣ってくるにしたがって産卵域が小さくなったり租になる。画像はフレーム全面に密集しているのでこの巣箱の女王は高い産卵性能を持っていると判断できる。
    たまに女王蜂が交尾に出かけ鳥に食われたり事故死することも考えられるが、産んだばかりの小さな卵(1~2mm)が巣房内部に存在すれば女王は健在であることが分かる。そのほかに蜂の病気、特に伝染性が強いアメリカ蛆腐病などにかかっていないか、ミツバチの天敵でミツバチヘキイタダニがどの程度繁殖しているか等々、上げたら切りがない。内検は、一度に多くの巣箱を手際よくやってゆくために沢山の課題を同時にクリアーしなければならない。いろいろとあるが結論的には、産卵性能が優れた女王蜂によって活性力の強い蜂群に育て上げ、そのピークが流蜜期に合致していることである。そのためには冬場などのシーズンオフに、どれだけ彼女の(ミツバチは女系集団)より良い生活環境づくりをサポートできるかに掛かっている。マヌカハニーを採るための花が咲き出す頃では既に遅いのである。

  • Pohutukawa と呼ばれる樹

    2019年01月22日更新

    【マヌカハニー職人の日常】

    画像に有るのは Pohutukawa と呼ばれる樹でこれはマウリ語である。クリスマスが近づくと見事な赤い花を沢山つける。入植してきたイギリス人はそんなことから Christmas Tree と英語で名付けた。
    花の形状はアザミの花を大きくしような感じだ。この樹は海岸線に多く自生し大木になる。枝が根本から横方向に分岐し背丈も高く、こんな樹が自宅の庭に1本あるとさぞ立派だろうとよく思う。流蜜シーズンはミツバチがこの花に群がり羽音を立ててにぎやかである。花弁の底には透明の花蜜が特に午前中は多く、舐めてみるとほのかに甘く香りが良い。このハチミツは結晶すると真っ白になり上品な甘味と豊かな香りがする。そしてクローバーなどのハチミツと比べ、ただ甘いだけでなく飽きの来ない美味しさがある。
    海岸線で繁殖するため、常に潮風に曝され花蜜には多少塩分が含まれる特徴ある蜜でもある。この樹の下に巣箱を置けば純度の高い蜜が採れる。拙宅は海岸線に近いのでミツバチはこの樹の蜜も運んでくる。以前、当地の和食食材店で ”塩飴” という物を家内が買ってきて食べたことがあるが、甘さに独特な特徴がある。昔、母が誕生日にお汁粉や甘酒を作って祝ってくれたが、最後にいつも少量の塩を入れ、こうすると甘味が引き立つと言っていた。子供だったので塩と甘味の関連性で不思議に思ったが、この Pohutukawa 蜜は飽きが来ず上品で非常に美味なハチミツである。因みに母は現在101才。日々元気で過ごし、これも蜂産品のお蔭だと思っている。Pohutukawa 蜜はマヌカハニーのような顕著な機能性はないがとにかく旨い蜂蜜である。

  • 蜂飼いにとって重要な仕事

    2019年01月15日更新

    【マヌカハニー職人の現場】

    巣箱内の点検は蜂飼いにとって重要な仕事である。産卵の状態や女王蜂の有無の確認など、常に沢山の点検事項を頭に入れ臨機応変に対応しなければならない。何万匹の群れから一匹の女王を見つけるのはあまりにも時間のロスであるが、産卵していれば女王蜂が存在する証でもあるし、その産卵状態によって女王の健康状態も確認できる。
    元気な女王は流蜜期には巣房内に密集して産卵を行うので、その産卵域と産卵密度が大きく高いほど高性能な産卵能力を持つ優れた女王であると判断できる。逆に産卵状態が粗、つまりまばらな状態ほど産卵力が劣ってきている。これは女王の加齢によるもの、または遺伝的要因が上げられるが、勿論病気やダニなどの害虫や、巣箱内の生活環境による影響などが関係してくる。

    女王蜂は3~4年間は産卵するが商業寿命はせいぜい2年で、私のところでは毎年更新することもある。養蜂の大きな条件として女王蜂の性能、つまり産卵能力によってその群れの活性が決まり、マヌカハニーの収量に大きく関係してくることは言うまでもない。その他に巣箱内の点検は様々な事を全て頭に入れて同時進行するが、そうかといって内検にゆっくり時間をかけてやるとそれこそ日が暮れてしまう。何の仕事もそうだと思うがケースバイケースで能率よく、しかも丁寧さの相反することを臨機応変にすることが求められる。そしてこれは私論であるが、ミツバチたちは管理する職人の本質を見抜いていて、腕の良い職人程ミツバチは穏やかである。昔ブラジルに暮らていた頃、友人の家には大きなスズメバチの巣があったがそれを駆除しようとはしない。このスズメバチは家人にはアタックしないが、素性のわからない外来者には攻撃し泥棒避けに利用してると言っていたのを思い出す。あながちデタラメではなさそうだ。

  • 王台(queen cell)の除去

    2019年01月08日更新

    【マヌカハニー職人の現場】

    前回は分蜂の話をし、分蜂は養蜂家のリスクとなること、それを防止するには事前に女王蜂が育つ前までに王台(queen cell)を除去しなくてはならない事を述べた。ただし何万頭もいる蜂の中での作業だけに queen cell の除去漏れが全くないという事はどんな養蜂職人でも神業に近いほど至難の業だ。数多く作られる queen cell は簡単に発見しやすいものが殆どだが、中には巣枠(frame)の目立たない片隅にそっと作ってあるものがある。このような場合が見落としに繋がる。種族維持の為、折角作った新女王蜂育成中の queen cell が片っ端から蜂飼いによって無残に潰されるのだから彼女(ミツバチは女系集団)たちにとってこれは死活問題なのだ。

    あくまで私の想像にすぎないが、ミツバチの中には、できるだけ新女王誕生を人間どもに解らぬよう密かに誕生させる知恵がDNAに組み込まれ進化しているように思えてならない。それほど目立たず、一目見ても解らない偽装工作までされた queen cell を何回も見たことがあるからだ。これは何代も人間に飼われ続けていく中での進化の過程の一環かも知れないと思ってしまう程である。
    その queen cell をハイブツール(hive tool)という養蜂家必須の道具で取り去るのであるが queen cell の中には多量のローヤルゼリー(画像参照)が入っていることがよくある。それを集めて帰路の運転中、巣房ごと口に放り込む。ローヤルゼリー独特の強烈な酸味と刺激的な味・香りがある。これを食べながらの運転はどんなに疲れていても眠くなることはない。マヌカハニーとの混合・併用は相乗的に健康への有用性があることを私自身強く実感し、長年の顧客様からのご報告からも確信に至っている。
    因みに分蜂については、運の良いタイミングで分蜂群を捕獲できれば1群を増やすことができる。蜂群を増やすための方法は他にも色々とあるが、結局隔離して女王蜂がいない状態を作り出し、新女王の誕生を促すのが一般的だ。

  • 今年も分蜂シーズン到来・2

    2019年01月01日更新

    【マヌカハニー職人よりご挨拶】

    新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
    こちらニュージーランドは日付変更線に近く世界で最も早い新年を迎えるという事で、外国からの観光客向けに新年のご来光を見るためのツアーがあると聞いている。大晦日から新年はどこの国でも同じなのか、やはり新しい年を迎える気持ちは古今東西変わらず、年が変わる深夜0時には一斉に爆竹がなり、親戚や友人を迎えて幸多き新年を祝う事になる。日本と真逆の地、南半球の新年もまた異なった情緒があって私は好きだ。

    (年末の続き)前にもこのブログで話したように、ミツバチは種族繁栄の為にこうして沢山の女王蜂を作り、必要に応じて新しい女王を複数育てて王にふさわしい頑強な1頭(養蜂は畜産業に属するため正確には「匹」ではなく「頭」と呼ぶ)のみが女王として君臨、他は仲間に殺されるか、女王同志の決闘によって勝った方が女王となる(極希に一群に2頭の女王が共存していることも有る)。その少し前に、旧女王は群れの半数を引き連れて分蜂する。その際、必ず近くの比較的低い木に1時間ほど留まって女王を中心に蜂球をつくり、やがてどこかに飛び去っていく。 しかしこの行動には極めて計画性があり、蜂球を作っている段階では既に仲間が引っ越し先を物色してどこに巣を作るかは決めてある。
    私のところの蜂場はマヌカハニー採取が目的のマヌカ自生林内での展開なので、低木で分蜂群を捕獲することは比較的容易である。分蜂は天気の良い無風状態の日によく発生する。因みに女王蜂は働き蜂によって作られた産卵マシ―ンに他ならなず、主権在民。あくまでも働き蜂が主導であり、人間社会の民主主義より数段高度な社会が存在するように思う。

  • 今年も分蜂シーズン到来・1

    2018年12月25日更新

    【マヌカハニー職人より一言】

    本年も余すところ僅かとなりました。毎日ミツバチの飼育に明け暮れていますが、このブログを書いていると本当に時間の経過が早く感じられます。顧客様の健康に必ずお役立ていただける機能性ある本物の蜂蜜、その生産にひたすら精進する日々でございますが、どうか皆様におかれましては良いお年をお迎えくださるよう、心よりお祈り申し上げます。

    さて、当地ニュージーランド北島はこの処北風が入り込み、南太平洋の温かい気団によって急に夏らしくなってきた。ミツバチたちは蜜源が豊富なため、益々その活性が出て現在ピークに近く一群5~6万匹近くはいるだろう。巣箱内はどんどんと過密になり分蜂(巣別れ)のリスクが出てきた。これを放っておくと蜂群の半分のミツバチが蜜を持って何処かへ飛び去り、養蜂家としては大きな痛手となってしまう。これを防止するためには新しい女王を育てる為の王台(queen cell)と呼ばれる大型の巣房が必ず現れる。これを見つけ次第除去し、縦箱と呼ばれる巣箱をつぎ足してスペースを充分にしなければならない。一箱に10枚の巣枠(frame)が入っているが、一枚ずつこの queen cell がないかを確認する作業が必須となる。
    queen cell は普通の産卵巣房よりも何倍も大きいので簡単に見分けがつくが、とにかく何万匹もの蜂が各 frame を覆っている。まず点検をするframe を静かに引き抜き、上下に激しく揺すって蜂たちを巣箱内に振り落とすと、queen cell を見つけることができる。分蜂の時期は流蜜シーズンが多く蜂の活性力がピークに近いため、大変な数の蜂に囲まれた作業となる。queen cell の点検は各 frame を慎重に点検する必要があり、一個でも queen cell の存在を見落としてしまうとそこに産卵された蜂は働き蜂によってローヤルゼリーを与えられ、2週間程度で新女王に育ってしまうからだ。queen cell は一群に一つあるという事ではなく何個でも作る。これは女王蜂誕生の確実性を高めるためなのだろう。(つづく)

  • 情報操作されるマヌカハニー

    2018年12月18日更新

    【マヌカハニー職人の現場】

    マヌカハニー関連のサイトは今や星の数ほどある。しかし不思議と書いてあることが似たりよったりで、どれもそれほど価値が無く、大して違わない文字通りの大同小異である。という事はマヌカハニーなど全く知らず、この方見たこともない人が色んなサイトを切り取って、その寄せ集めとして文章にしているに他ならない。
    この前も弊社の営業スタッフが〇〇自身という有名な週刊誌のインターネット記事を送ってきた。一読して当たり外れのない、取るに足りないどこににでもある記事であった。こうしたサイトにはマヌカ樹木の説明として必ずといっても良いほど「マヌカとはマウリ語で “復活の木”や ”癒しの木” と言った意味があります」などと書かれている。どこかの誰かが自分のところの商品を売りたいがためのもっともらしい物語?を書いたのであろう。更にそれらの謳い文句をどこのサイトでもこぞってコピペしている。

    私は1995年来こちらで暮らしマウリ族とも親交があるが、マヌカに関して ”復活” とか ”癒し” など一度たりとも聞いたことがないし、それを話すとマウリ族がみんな笑い出すので確認はしていない。如何にも意味付けの好きな日本人らしい ” 物語?” なのであろう。これと同じような例えに、日本ではアパートメントの事をマンションと呼ぶ。Mansion とは英語で大邸宅や豪邸を意味する。ましてやワンルームマンションなどと言った表現には、それこそマウリ族ではないが笑い出してしまう。しかし日本ではこれを普通名称としてアパートにとって代わって使っている。きっと何処かの不動産屋が間違えて使ったのだろう。マヌカもこうして “復活の木” や ”癒しの木” として普通に使われることになるのだろうが、間違いは定着する前に正さなければならない。
    インターネットの世界は誰が何を書いても自由だが、責任の所在は皆無であり真に受けた方が悪いのである。マヌカハニーの活性度についての表記も、それぞれいい加減で何の根拠もない事を平気で書いて売っている。〇〇協会認証とか大メーカーなどと謳うところほどその傾向が濃い。これもネットの世界では自由といえば自由であろう。しかし消費者はそれほど甘くはない事を私は良く知っているし、”復活” とか ”癒し” や ”〇〇協会認証” とか “大メーカー” などは、私には何の関係もないことだ。ただ顧客様が何も言わずに高い製品を再購入されていくことに、養蜂職人として生きがいを感じてやっているに過ぎない。

  • 純度の高いマヌカ蜜を採るために

    2018年12月11日更新

    【マヌカハニー職人の現場】

    マヌカ樹木の開花があちこちでよく見られるようになってきている。ミツバチたちは今後本格的にこの花に向かう事になるので、それまでの雑蜜は取り除き新しい巣枠の交換が必要となってくる。それをしないとマヌカハニーの純度が低くなるからだ。ミツバチは仲間に花蜜を能率よく採取できるところを教え、一旦そこが良いという事になるとシーズンが終わるまでその蜜の収集に専念する一極性がある。よく顧客様からの質問で、周りに咲く花は何もマヌカだけではないのでマヌカ蜜だけの採取は不可能だろうというが、これはミツバチの習性としての一極性を知らない事による。ただもう少し述べると、実はミツバチはマヌカ花蜜が他の蜜と比べるとあまり好きではない。近くにもっと気に入った蜜があればそれに向かうのである。従って本当に純度の高いマヌカハニーを得るにはマヌカ花蜜の濃度の高い地域内で養蜂を展開することに限る。
    セイヨウミツバチの行動半径は4キロに及ぶので周囲の環境を念入りに調べなければならない。マヌカの花が咲いているからと単純にそこに巣箱をおいても、あまり好きでない蜜を積極的に採りに行くことはない。私のところはそれこそマヌカインカナム種の故郷とも言ってよい地域の、マヌカ原生林内での養蜂であるからミツバチにしてもマヌカ蜜以外には向かう事がない。ただしオフシーズンには森林内の雑蜜を採るため、冒頭に記したようにマヌカ開花シーズンになるとこれらの蜜は巣箱から除去し、巣箱番号を付けて保存して越冬のための餌として彼女(ミツバチは女系集団)たちが採取した同じ蜜そのものを巣箱に返し冬季に使用する。違う箱の蜜を使うと伝染病拡散の原因になることもあるのでこれは要注意だ。養蜂の仕事は整理整頓が常に求められ、いい加減な事はご法度である。因みにマヌカ蜜は養蜂家にとってもその離蜜作業は粘度が高い為、非常に手間がかかりあまり好きではないのはミツバチと同じだ。しかしこの蜜を心待ちにして頼りとされている顧客様の事を思うとそんなことは問題ではない。

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