健康でいることの条件・４

（前回より続く）これには、食事によって取り入れられた栄養成分が、腸管で多くの細菌類によって分解・合成され、腸壁から吸収され水素イオン勾配を得るためのTCL回路を経てADPからATPを産生することになる。健康維持はこの一連の作動が順調に行われれるかどうかによって、エネルギー生産量に直接関係してくる。
エネルギー産生が充分な人は、活動的で物事を肯定的に考える。常に前向き思考で、明るく他人を魅了する不思議な力を持っている。逆にこのエネルギー産生に支障をきたすと、各臓器はじめ様々なところが障害され、恒常性が損なわれ、癌などの発症原因ともなる。

従ってATP産生は、生命維持の根幹となる。昨今、”自殺サイト”　の投稿者が多数犠牲になったことなど、当地のプレスでも大きく伝えられていたが、誤解を恐れずに言えば、こうした事はATP産生不足によるもの、つまりエネルギー産生不足から発するネガティブ思考だと考えている。