養蜂器具類のメンテナンス

2017.09.29

今日は午後から雨となり、屋外の巣箱のメンテが出来ない。ボーッとしているのも面白くないので養蜂器具類のメンテをすることになった。今回は以前に作ったリフトの不具合を修理することにした。
リフトとは私が勝手に名付けた代物で、試行錯誤をもって改良に改良を加えたものだが、改良したつもりが改悪になり、やり直しも何回もあった。でも今は非常に重宝しているし、これが無ければとっくにギックリ腰になっていただろう。
巣箱内に収められている巣枠(フレーム)は1巣箱に10枚が入ることになっている。流蜜期にはフレーム1枚当たり1.5kg程の蜜をため込むから、1箱15kgの貯蜜となる。3段以上箱を重ねると一群30kg以上の採取が可能だが、全部の蜜を採ってしまうとシーズンが終わり、蜜源が無くなってくるとミツバチ達は食糧不足で群勢が弱り、越冬が出来ないか、もしくは病気が発生して死んでしまう。
心無い蜂飼いの多くは、シーズンに採れるだけ採って(盗って)、後は勝手に生きて行けとばかりにほったらかしにしてしまうのだ。これが一番良くなく病気発生の原因となる。

話を戻すが、一群で少なくとも30kg以上の重さになるので、巣箱内部を点検をする時に腕力だけで持ち上げたり、移動したり、あるいは収穫物として巣箱ごとトレーラーへと積みこんだりするには、数をこなすので相当の体力がいるのだ。だから画像の様なリフトが今や必需品なのである。これがあれば200kg位は楽に持ち上げられ移動も出来る。溶接機なども全て自作で、今では試行錯誤の末の自慢のmathine(マシーン)なのである。

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