医療関係者の方からの声
2019.11.12
春一番も吹き、養蜂場は春ならではの日差しでミツバチたちは急に活性が出てきた。冬の寒く薄暗い時期とは大違いで、とにかく威勢よく飛び廻り明らかに春の訪れを楽しんでいるように見える。何もミツバチだけではなく、すべての植物は若葉を春風に震わせ、蜂場の小川のせせらぎさえも楽しそうに流れている。こうした春の訪れは万物にとって恵みをもたらす一年の始まりとなり、希望を与えてくれるように思えるのである。こちらニュージーランドでマヌカハニーの仕事をはじめ二十余年になるが、この間多くの顧客様からのご報告や相談も沢山いただいた。その中には医師・獣医師・薬剤師など医療関係者も結構おいでになる。
ご参照:『ご愛用者の声』
少し昔の話になるが、弊社蜂産品を1点ずつ全製品をお買い上げいただいた顧客様がいて不思議に思っていた。後で分かったことだが、大学生が卒業論文として蜂産品の抗菌力についての研究をされていたのだ。しばらくしてその学生さんの卒論担当であった東京の獣医大学の教授からお電話が入り、各製品の抗菌試験をしたら驚くほどの結果が出たので一度話がしたいとのことだった。そして話は弾み、蜂産品についての書籍出版まで進むなか米国で狂牛病BSE問題が発生し、教授はこの関係の畜産関連の座長をしておられたため、出版にこぎつけることが出来ないまま過労で病に倒れお亡くなりになられた。教授が学術面から見た蜂産品の解説を、私がその生産現場の紹介をしようと思っていた矢先のことで、実現することがなかった本件を今でも残念に思うのである。
蜂産品についての抗菌、抗ウイルス、抗癌活性作用は昔から多くの人によって確かめられ、親から子へと伝承され、疫学的にも認知されてきた。しかし残念ながら昨今の医療は全てが医療機関に丸投げ状態で、自身の病は自身で治すという最も大切なことを忘れている。よく医療関係者の中に「ハチミツやプロポリスで治るのなら医者はいりませんよ」と、自分が勉強した以外のことは知ろうとしないどころか、完全に否定してしまう。原因すらも分かっていない疾患に対して抗癌剤や抗生剤・抗生物質或いはステロイドはじめ免疫抑制剤を頼りとし、これらの毒物を平気で利用する医療従事者が果たしてハチミツやプロポリスをバカにする所以がどこにあるのだろうかと、医療機関でボロボロになり藁をもつかむ思いで弊社のサイトにたどり着く多くの顧客様のことを考えると、これは正に異常事態であると思わざるを得ないのである。