マヌカハニーの日本人養蜂家ブログ!

お電話でのご注文は 052-990-2996 平日 9:00-18:00(土日、祝祭日は休み)
お電話でのご注文は 052-990-2996 平日 9:00-18:00(土日、祝祭日は休み)

養蜂職人のマヌカハニー情熱ブログ!

ニュージーランド在住の日本人養蜂家が
マヌカハニーの生産現場を語ります。
「TCNについて」もご覧ください。

  • ブラジルという国

    2018年11月06日更新

    【マヌカハニー職人の思い出】

    前回は、気候によって国民性が異なってくることに少し触れたが、そういえば昔ブラジル人の友達が言っていたジョークを思い出した。
    彼曰く「神イエスキリストはこの地球上で実に平等に人間を分配したものだ」と。その理由として、ブラジルは申し分ない気候に恵まれ台風や地震などの天災はゼロ、海岸線は長く海産物に恵まれ、内陸には肥沃で広大な土地が日本の24倍もある。またその下には天然資源が限りなく埋まっている。他国から見れば実に羨ましい限りだが、その恵まれた大地に住むブラジル人は怠け者で頭が悪い。だから神がおやりになったことは正確で公平なのだ・・・このジョークを昼間から営業する街角の立ち飲み屋で「カシッヤッサ」と呼ばれる火酒(サトウキビから採れるラム酒)を飲みながらポルトガル語で話すと実に面白く、妙に納得するのである。彼らブラジル人自身がこうして自国を揶揄した話をすること自体(遠い昔、学生時代の私が現地を訪ね卒業と同時に単身永住した帰結は)案外こうしたブラジル人の気質に影響されたのかもしれない。

    その後、ブラジルでの生活は実に様々なことがあった。昔、リオデジャネイロとサンパウロの中間に位置した南回帰線上にあるアングラ・ドス・レイスという小さな町があった。そこの漁港から出る釣り船に家族全員で乗り込み、1泊2日の釣り三昧ツアーに参加した。その中にブラジル在住50年、初老の日系おじさんがいて、釣りをしながら色々な話を私たち家族にしてくれた。今でも印象に残っているのが「私は移住して50年になるが、この間一度たりともこの国が良くなったという覚えは全くない。」という話だ。
    その後、私がニュージーランドに移住するまで更に20年以上の歳月が流れたが、その初老のおじさんと全く同じことを今度は私の口から(日本より遊びに来た)甥や姪に話しているのには我ながら驚きを感じずにはいられなかった。それが結論的には、当地ニュージーランドでマヌカハニーの権威ピーター・モーラン博士と出会うことで、今度はその生産をするきっかけとなったのだが。

  • 気候風土とその国の文化

    2018年10月30日更新

    【マヌカハニー職人の現場】

    こちらの冬場は寒く雨ばかりで、決して良い気候とは言えない。近所には遠くイギリスから引っ越してきた人たちがいる。その理由は様々だが、やはりニュージーランドは明るくて気候が良いという事が共通した意見だ。
    それは春から冬に入る前までの時期を言うのであって、当地の長い冬は私は嫌いだ。これに対して、イギリスからの多くの移住者が誰も文句を言わない事に違和感さえある。余程イギリスと言う国は気候が悪い所なのであろう。
    世界旅行から帰ってきた娘の話では、いつもどんよりとした暗い気候で食い物も旨くなく、小さな家でひっそりと暮らすイギリスなど絶対に住みたくないという。そう言われてみれば、こちらのイギリス人もやたらと文句ばかり言ってケチな性格が多いと感じる。でも彼らの冗談は面白いし、一日中冗談話をしている。会話の8割が冗談で意思疎通をしているのではないかと思われるほどだ。私は未だイギリスには行ったことがないが、もしかするとこうした冗談でも言わなければあまりの気候の悪さに滅入ってしまうからなのかもしれない。

    気候はその国の文化に大きく影響しているように思う。長く暮らしたブラジルは本当に良い所で、地震や台風などの心配もなくゆっくりと時間が過ぎて行き実に結構な気候だ。悪く言えばぬるま湯に浸かった生活と言うか、ボサノバやランバダのリズムがぴったりな国である。それに引き換え日本はどうであろう。遥か南方海上で発生した熱帯低気圧が台風となり発達しながらフィリピンや台湾へと向かい、そこで不思議と90度向きを変え日本全土を襲う。しかもその時の勢力は最高に達している。四季の移り変わりも他国にないほどの激しさ、衣替えだけでも忙しい。それに加えてお歳暮・お中元といった常識的なお決まり、30年後までには7割の確率で途轍(とてつ)もない大地震がやってくると気象庁は警告する。新幹線の運行数はJR東海で一日400本と、どれをとっても狂気沙汰の忙しさとストレスの中で暮らすのが日本人なのである。そのような国民性は本当の意味で、また顧客様の再購入頻度からも、マヌカハニーやプロポリス抽出液を必要としているのではないかと思うのである。 

  • 春の兆しとミツバチの心配事

    2018年10月23日更新

    【マヌカハニー職人の現場】

    ニュージーランドは地理的に緯度が高いこともあってか季節の移ろいを早く感じ、この処随分と日差しが明るくなってきたように思う。ゆっくりと柳が芽吹き春風が何となく吹き始め、春の兆しとなってきた。まだまだミツバチの活性は弱いが少しずつ元気が出てきたようだ。この先は気温が急上昇して一斉に花が咲き出すので、その環境に適した巣箱の状態を作ってやらないとならない。
    花蜜の増加により女王蜂は急速に産卵数を増やし、加速度的に大家族へと勢力を増してゆくので、巣箱内のスペースを十分に増設してやらねばならない。窮屈な巣箱環境では分蜂(巣別れ)のリスクがあり、養蜂家にとって分蜂は大きな痛手となるからだ。
    巣箱内で新女王が生まれると旧女王は配下の半数と貯蜜の半分を持ち去りどこかに飛び去ってしまうので、残された新女王と半数の配下は新たなファミリーを形成しなければならず、場合によっては自然環境の厳しさに負けてしまう事もよくある。これからはこうした分蜂の時期が近くなるので頻繁に巣箱の内検が必要となり、活性力の高い群れはスペースを増やすため単箱から縦箱を重ね2階としての環境を作り、新女王が生まれないようにスペースを作り分蜂を防止しなければならない。またその兆候となる王台(女王蜂専用の巣房)を見つけたら即除去していかなければならない。しかしそうかといってこの作業の実行には時期尚早の場合、特に急激な気温の低下などによって蜂群にダメージを与えてしまうこと、またその逆に分蜂のリスクなどをケースバイケースで柔軟に考えておかないと大きな損失となる。
    越冬を無事に乗り越えてくれたミツバチであるからこそ、親身になって彼女(ミツバチは女系集団)等の声に耳を傾け、マヌカハニー採取となる花蜜分泌に向けて自然との駆け引きがもう始まっている。

    蜂の巣箱
  • 雨続きが思わぬ事故に・・・

    2018年10月16日更新

    【マヌカハニー職人の現場】

    ニュージーランドのこの時期は雨が多く気持ちまで滅入ってしまう。こうした時期は養蜂器具をはじめ巣箱の整理点検となるが、晴れた日には養場に出向き各群れの点検も行う。出来るだけむやみに巣箱を開けない方が良いのは十分承知しているが、ついついどんな具合か開けてしまい結局は後悔をする。どれも元気でちゃんと暮らしているのに、なんで余分なおせっかいをするのだと毎回思うのである。

    それだけで済めばよいのだが、先日は車両が泥沼化した穴にはまってしまい、しなくても良い苦労をしてしまった。この時期の養場行きには必ずアンカーやロープを持って行く。泥にタイヤを取られたらできるだけ硬い所を探して専用のスコップで穴を掘り、アンカーの先端を差し込んだら車載のウインチのワイヤーロープを繋ぎ、それを支点に引っ張り出す。アンカーを打ち込んだところがしっかりしていれば車を引き出せるのでラッキーだが、この時期は地盤が緩んでいてどこも糠に釘の状態である。
    付近はマヌカ樹木の自生林が群生しているが、マヌカは直根が短く支点としての利用が難しい。そんなこともあるので、夏場のうちに最も悪路化しそうな路肩に支点となる杭を打ち込み、周りをセメントでしっかり固めた。夏場は水がないのでタンクに汲んだ水をトラックに積み、杭と穴の隙間に水を注入するだけで固まる特殊なセメントを使って難所に十数か所もの支点を作った。これには今まで本当によく助けられた。最も遠方の蜂場は丘陵地帯に沿って道があるが、以前はここでも車が動けなくなりアンカーを打ち込んで何とか脱出した。しかし突然、近くに落雷があり実に怖い思いをしたこともあった。とにかくそこには私たちより高いものがなく、スコップやアンカーなど雷を引き付ける金属に触れての作業なので、事故につながらなかった事が不思議である。本物のマヌカハニーを得るには、時には命がけになることもあるのだ。

  • ミツバチの毒針について

    2018年10月09日更新

    【マヌカハニー職人の現場】

    前回はミツバチに刺され不快な思いしたという話をしたが、ミツバチの毒針についてはわざわざこの毒を利用する療法がある。蜂針療法(アピセラピー療法)と呼ばれ、通常は生きているセイヨウミツバチの毒針をピンセットで抜き、器具を使って患部に刺入するやり方と、少し手荒だがミツバチを抓んで直接患部に刺すなどの方法(写真)がある。いずれも今まで生きていた蜂を使うので蜂にとっては残酷な事である。一匹の毒嚢には 0.2mg の蜂毒があり、その成分は様々な酵素類以外にも何十種類もの成分が含有され、これが相加、相乗的に様々な効果をもたらし多くの疾患に効くという大昔からの伝承がある。現在でも歴史をもつ代替療法として知られている。特に神経系や免疫系の恒常化に効果ありとされている。民間療法として何千年もの歴史があるので、その有効性がかなり期待できるのだろう。
    こちらでもハチに刺されると風邪にかかりにくくなるという話がある。欧州の公立研究所の職業別ガン発生率によると養蜂家が癌になる率は非常に少なく、その理由としてミツバチにいつも刺される機会が多いからだと結論づけている。

    前回のブログで話した刺された右目の瞼は、その後怖ろしいほど腫れあがり氷で冷やさざるを得ないほどだった。正に男版四谷怪談の ”お岩” であり実に冴えない。しばらくして気付いたのだが、瞼に毒針と毒嚢が刺さったままになっていた。面布を被って作業中だったので、そのままにしていて毒針を抜くのを忘れていたためだ。こうした状態が一番悪く、毒針が刺さったままだとミツバチの身体からもぎ落ちても毒嚢が収縮し、どんどん毒を送りだし注入するからだ。もろに 0.2mg の毒液が身体に入ったことになる。仲間のビーキーパーの話では、蜂毒を集めてマヌカハニーに混合すれば下手な薬より余程マシだと言う。特にリウマチ・神経痛には最高に良く効くという。だがそのためには、それ用に多くのミツバチを犠牲にしなけらばならず、私にはとてもできない事だ。

  • ミツバチに刺される

    2018年10月02日更新

    【マヌカハニー職人の現場】

    先日、この時期としては珍しく3日も晴天が続いたので遠方の蜂場を訪れた。どの巣箱もそれぞれ元気で、蜂場の上空はにぎわっており一安心。燻煙器に枯草を詰めて火をつけ全ての巣箱に底から煙をかける。こうしてミツバチがおとなしくなるのを待つのだ。巣箱内が煙で充満すると、その異変でミツバチたちは貯蜜を蜜胃(蜜を専用に貯める部位)一杯にして逃亡の準備をするので一時的におとなしくなる。巣箱を開ける前にもう一度煙を掛けるが、この時はマヌカ樹木の種子が付いた枯枝を燻煙器に入れていぶす。これをすると不思議と蜂が静かになる。巣箱の内検にはこの作業をしないとミツバチが荒れて作業がやりにくい。
    最初の巣箱を開けるとすぐ瞼に激痛が走った。どうも目をやられたらしい。体内に異物が入ったときに感じる独特の痛みで、面布のファスナーの僅かな隙間から入り込んできたやつにやられたようだ。慣れているとはいえ、いつやられても痛いものだ。それは3~4分続くが、徐々に痛みが消えると次に腫れが広がる。目元付近は最も腫れが酷いようだ。攻撃してくる蜂は必ず目を狙って直線的に向かってくる。万一眼球をやられたら失明のリスクがあると聞いている。その毒の強さであるが、セイヨウミツバチはすべての蜂類でヒメスズメバチと並び最強とされている。ただ毒の量はスズメバチの方が多い。個人差はあるが、私の場合は完全に腫れが引くまでに60時間は必要で、24時間位がもっとも痒く腫れも酷いようだ。アンチヒスタミンなどの薬剤である程度解消するが、ハチに刺されるたびに薬を飲んでいたら商売にならない。ただアナフィラキシーショックは怖く、以前にこれで救急車のお世話になったことがある。(ブログ2017年10月12日)
    結局、ミツバチに刺されるというのは取り扱いが雑であること以外の何物でもない。ミツバチは他の蜂と異なり毒針もろとももぎ取れてしまい、命がけのアタックであるので滅多な事がない限り刺さない。これは蜂飼いの方に問題がある。刺されてすぐプロポリス抽出液を塗ったりマヌカハニーの塗布も炎症を軽減できるが、いつも現場に常備しておくのも面倒ではある。結局のところ刺されないように注意するしかない。

  • ミツバチの越冬準備

    2018年09月25日更新

    【マヌカハニー職人の日常】

    こちらは冬至となり急激に寒くなってきた。日も短く18時には暗くなってしまうので、ヘッドライトを用いての作業もよく行う。暗くなると仕事の能率も悪く危険なこともあるので、できるだけ日暮までに終わらせることにしている。
    ミツバチたちは益々活性が無くなり、何とか越冬してもらえるためのサポートに忙しい。勢いの良い群れは2段重ねの巣箱に作り替え越冬に備える。その方が巣箱内の保温に適するからだ。女王は蜜源が少なくなると産卵を控えるため必然的に蜂群は減少していき、巣箱内に余分なスペースがあると保温の点で良くない。できるだけ餌として貯蜜を豊富に与えて元気に越冬させたいものである。
    巣箱の内検は天気の良い日でない限りやらない。やるとしても日が一番高く、風がない温暖な環境下に限る。何といっても湿気が大敵であるからだ。そして保温を十分にするために、様々な手法を駆使して各巣箱の状態を注意深く観察しながらの試行錯誤が大切となる。折角養蜂場まで行っても、風などが強くなったり天候が悪化した時は潔く作業中止。こんな時はマヌカの風倒木を見つけてチェンソーで適当な長さに切り、ピックアップトラックの荷台に満載して我が家へと持ち帰る。薪ストーブの燃料として有用なのだ。
    マヌカ樹木は木目が詰まり重いが、油脂分が多く含まれるので火付きもよく長く燃える。その香りも非常に良く、たちまち居間に立ち込める。この煙で作った燻製は香りもよく、ベーコンなどは付加価値をつけて売られている。私は安物のチーズを手に入れてはマヌカの煙をかけてスモークチーズをよく作るが、まったく別物に変化する。マヌカハニーを塗ってサンドイッチや酒のつまみには最高だ。

  • マヌカ樹木の薬効

    2018年09月18日更新

    【マヌカハニー職人の思い】

    マヌカ樹木の薬効について、当地先住民のマウリ族たちは多岐に渡りその使用方法を伝承してきているが、もう一度おさらいをしてみよう。マヌカ樹木の樹皮・種子・葉柄・根などには様々な利用方法があり、以下は以前に(2017年12月26日)紹介したブログの抜粋である。

    「マウリ族が伝承してきたその薬効成分の利用方法は様々だが、中にはユニークな方法もある。まず地面に比較的深い穴を掘り、そこにマヌカ樹木の枯れ木を集めて火をつける。マヌカ樹木にはエッセンシャルオイルを採ることができる程の油脂分が含まれているのですぐに火が付く。ある程度燃えた後に掘った穴に太めの木を2本並行して渡す。そして青々としたマヌカの葉柄が付いた枝を投げ入れると大量の煙が発生する。そこで(下半身には何もつけずに)渡した木にまたがる格好となり患部に多量の煙をかける。難治性の痔病や婦人病への特効として、古くから伝わる民間療法であることをマウリの人から聞いたことがある。私はお陰様で痔持ちではないのでやったことはないが、とにかく即効性があるという。このブログをお読みいただいている方の中でどうやっても痔などが治ら方はお試しあれだが、その節はスコップ持参の上、弊社養蜂場へお供させていただき、ここは野生動物以外、誰もいない山奥ですからご心配無用である。(笑)」

    後に日本の営業スタッフが、マヌカハニーなどをお買い上げ頂いた顧客様へご意見を伺うアンケートハガキを送付させて頂いたが、その節は沢山のご返信を頂き深く感謝しております。その中に、愛知県にお住まいの女性の匿名顧客様から(多分上記のブログを読まれたのか)下記のようなメッセージを拝受した。

    「マヌカの葉や枝を燃やして使える ”火またぎセット” を作っていただきたいです(*^^*)」

    絵文字は適当にこちらで挿入させていただいたが、実際は手書きで実に恥ずかしそうにはにかんだものであり、思わず吹き出してしまった。この顧客様はとてもセンスがあり、こうしたご冗談を仰る顧客様はきっと素晴らしい方だと、燻煙器の中でマヌカの枯れ枝に火をつけるたびに(※)この顧客様のことを思い出しては心が和む。愛知県には沢山の顧客様がおいでになり、残念ながらどなたか存じ上げませんが有難うございました。目下、火災保険付きの ”火またぎセット” を考案中です(笑)。
    ※巣箱を開ける際、ミツバチたちを落ち着かせるために燻煙します。

  • 伝承されるマヌカ樹木の薬効

    2018年09月11日更新

    【マヌカハニー職人の思い】

    マヌカ樹木の薬効は昔から先住民族のマウリ族で良く知られていて、万病に効くと言い伝えられている。天然の活性物質は薬剤とは異なり、古来より親から子に伝承されたもので良いものだけが残り現在がある。何も効果がないものや逆に健康を損なうものは、この間に淘汰されて残らない。
    昔、日本で1975年初頭から異常なブームで有名になった紅茶キノコなど一世を風靡した健康食品が、今では全くその名すら消えてしまった。結局、健康に有用でないものはやがてはすたれ消えてゆくが、有用なものは必ず伝承されていくことが多い。一方、薬剤は製薬会社が何年も実験データを収集し、一つの薬を作るまで何百億円という経費と時間がかけられる。その安全性についても動物実験からはじめられ、慎重に検討され厳しい審査の結果認可される。天然の活性物質は長い歴史の上に成り立ち、先人たちによってその有用性と安全性が確かめられている。この事は、極端に言えば人体実験は既に終わりその安全性が周知されている。薬剤は認可されてからでもその副作用などが大きく取り上げられ重大な欠陥が後になって分かることがある。
    例えばひと昔、サリドマイドという睡眠薬によって妊娠中に服用した妊婦から「アザラシ肢症」をはじめとする、障害を持つ子供が生まれたことから世間を震撼させる問題となった。現在ではインフルエンザワクチンを妊婦が摂取すると催奇性のリスクがあるものもあるとされている。また多くの抗菌薬は広域な作用機序(殺菌、静菌のメカニズム)によって腸内フローラ(腸内の微生物生態系)を乱してしまうリスク、つまり副作用がある。こうした薬剤の開発は天然の活性物質と異なり、親から子へ長い年月において伝承され安全性が確認されたものでもなく、非常に短期間で開発されたもであるため致し方ない事になる。
    またマヌカハニー・プロポリス・ローヤルゼリー・ミツバチ花粉などの蜂産品は、食品としてその安全性が古来から知られている。それは食品として用いられているものは全てそうだと思うが、その中に含まれる様々な成分が身体にとって有益な物、またそれに反するものまである。しかしこれらの成分はそれぞれバランスよく含まれ、有る成分は極めて有効に働き、一方ある成分はその有効性を阻害するものまで含まれている。しかしそれは古来から食品として有効性があるために大切に受け継がれてきている。遺伝子組み換え食品などは昨今よく話題となるが、これはその安全性が疫学的にも確立していないし薬剤もそうしたことが言える。この点がマヌカハニーなど天然の活性物質との大きな相違点であると思っている。

    マヌカ花のつぼみ
  • マヌカハニーの輸出と実態

    2018年09月04日更新

    【マヌカハニー職人の現場】

    前々回でも触れたように、マヌカハニーは世界的に人気が上がるに従って生産が間に合わなくなっている。こうなるとなんでもそうだが価格の高騰もさることながら品質の低下が懸念される。
    以前、輸出されるマヌカハニーの虚偽表示が国際的に問題となり、訴訟沙汰で大手生産会社が敗訴したことがあった。その後もこちらの業者は性懲りもなく適当なラベル表示をし、相変わらずニュージーランドの農産物の信頼性を低下させていることは間違いない。腰の重い政府が見るに見かねてやっと規制に乗り出した。このままだとニュージーランドの農産物の信用に関わるからだ。

    当国のマヌカハニー生産は、他の農産物と比べてその規模は取るに足りないものであるが、それ故にそんな小規模生産品によって当国産の農産物全体が信頼を失墜させてしまう事になったら農業立国としてとんでもない話である。実際にそうした兆候は既に多くの実例をもって認めることができるようだ。そのようなことで政府は “マヌカハニー” という名前で輸出する限り、必ずマヌカ樹木からの花蜜由来で無ければならないと定めることにした。それはマヌカ花蜜の特有成分量を分析すれば容易に分かることだ。私共に言わせればこんな事は当たり前のことであるが、マヌカハニー以外の雑蜜を混合、増量して販売してきた多くの業者にとっては大きな問題である。この事は何も当地ニュージーランドのみならず、輸出先となる国々、すなわち日本の販売業者にとっても深刻な問題となる。特に大手製造業者の製品はほとんどこの規制に影響される事になるからだ。
    紛い物を売ればやがてはこうなることは当然でもあり、今まで大きな顔をして一見もっともらしい事を言ってきた大手供給元が、全て泡となりはじけることになる。この影響が日本で実感できるようになるのは今年の秋以降と思われる。

お電話でのご注文はこちらからどうぞ。
052-990-2996
FAX:050-3153-3845
平日9時~18時受付
(土日、祝祭日は休日)
TCNのおすすめ商品一覧
Recommendation
TCN ONLINE SHOP
お買い物マニュアル
TCN ONLINE SHOPはお客様皆様に安心してお買い物いただけるよう、様々な特典を用意しております。
初めてでご不明点がある場合は、お気軽にお電話・メールでお問い合わせください。
健康食品・サプリメントの通販なら
TCN ONLINE SHOP
Health food & supplement
商品を探す