やっぱりカツオが好き

縞カツオ

この処、好きな釣りはご無沙汰である。この時期は風向きが悪く、いつも行く釣り場は真正面から風が当たり釣りにくいし夜釣りは寒くてあまり気が向かない。私は魚屋は利用しないが、最近はインターネット通販に登録しておくと漁船が入港する度に新しい魚が画像で送られてくる。
今は時期外れだが太った縞カツオが出ていて、私はこの魚の刺し身が何よりも好きなためこの通販で入手している。午前中に申し込むと翌朝には発泡スチロールに保冷材入りで届く。この通販は新鮮さが売り物なので、気に入った魚が入るようになってからはよく利用するようになった。画像では良さそうだったので取りあえず5本を注文したが、丸々と太り、身が良くしまったものが届いた。先日はトンボマグロが入ったので注文したら内臓を抜き取ったものが来たので、ワタを取らないように頼んだ。カツオの内臓は酒盗として塩辛の原料だ。5本で14Kg強あり、送料も入れて全部で NZ$85ドル程だった。日本円で1本当たり1300円弱だ(この値段は日本の1/10)。娘と家内の3人では結構な量なのだが、何とか食べきれるだろうと早速三枚におろし、いつでも刺身として食べられるようにステンレストレーに氷温で保管した。この魚は非常に血の多い魚なので捌くのには多量の水がいる。それでも5本を一気に捌くと台所が血だらけになるので、次回からは外にある調理場を使う事にする。1本が背中と腹4等分となり背側は皮を引くが、腹側はきれいに縞模様が入り皮が薄いのでそのまま残す。カツオの腹側の皮と身の間には脂が乗っていて大変に旨い。炊き立ての白米にこの腹側におろしニンニクを付けての一口は至福のひと時となる。 江戸っ子は「女房質に入れても初鰹」と言うが正にそれは分かると言ったら家内が横で変な顔をしていた(苦笑)。
この魚は身が柔らかく血が多いのか、こちらでは人気がなく安いため心行くまで堪能できる。昔、父は牛タンが大好きだったが、当時の日本人は気持ち悪いなどと敬遠し人気が無かったため値段も安かった。値段が安いというのも味の一つで、父曰く、気持ち悪いなどと言ってみんな食べないから良いのだ。今となっては「牛タンは気持ち悪いので食べない」など聞いたことがないくらい焼肉料理の代表的存在で、タン塩などと言って結構高価なのである。
マヌカハニーについても近い将来多くの人によって健康に対する有用性が周知され、本物であれば現在の10倍以上の価格を出さなと入手できない時代が来るだろうし、このことは顧客様からの有用性についてのご報告や、リターン購入頻度からも充分推測できるのである。

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