健康でいることの条件・2
2017.11.22
前回に引き続いて、健康維持に重要な免疫力についてであるが・・・
現在の医学では、人体の免疫機構の実に70%が腸管に集結していることが分かってきていることなどを以前にも書いた。それは腸管内の腸内フローラ(腸内の微生物生態系)が大きく関連している。従ってヒトの健康維持は、如何に腸内細菌叢(腸内細菌バランス)を正常に保つかによって大きく左右してくることになる。折角、健康に良い食べ物をとっても腸内環境が良くなければ、それが栄養素として有効に吸収されない。心臓を一回動かすのにもエネルギーが必要となる。
エネルギー産生は、人体の60兆個ある細胞内のミトコンドリアの一つ一つで作られている。従って充分なエネルギーを得るためには、これらの細胞に必要な栄養素を供給しなければならない。あくまで持論ではあるが、腸内環境だけでも良好にすれば、殆どの健康上の問題は解決されると思う。ところが薬剤でこの問題を解決するのは非常に難しく、腸内環境改善の薬剤はないのではないかとも思っている。そしてストレスは何といっても健康の大敵で、脳と腸との間には密接な神経伝達網がありストレスは簡単に腸に伝達されることも解明され、ストレスによる腸内フローラ(腸内の微生物生態系)へのダメージは計り知れないとされている。
個々の細胞の活性化で得たエネルギーにより、ストレスに負けず腸内細菌叢(腸内細菌バランス)の正常化によって健康維持に貢献できるものと、多くの顧客様のご報告からも確信に至っている。