マヌカ樹木の薬効成分

(前回に続き)マヌカ樹木について、原住民のマオリ族が伝承してきたその薬効成分の利用方法は様々だが、中にはユニークな方法もある。
まず地面に比較的深い穴を掘り、そこにマヌカ樹木の枯れ木を集めて火をつける。マヌカ樹木にはエッセンシャルオイルを採ることができる程の油脂分が含まれているので、すぐに火が付く。ある程度燃えた後に、掘った穴に太めの木を2本並行して渡す。そして青々としたマヌカの葉柄が付いた枝を投げ入れると大量の煙が発生する。そこで(下半身には何もつけずに)渡した木にまたがる格好となり患部に多量の煙をかける。難治性の痔病や婦人病への特効として、古くから伝わる民間療法であることをマウリの人から聞いたことがある。

私はお陰様で痔持ちではないのでやったことはないが、とにかく即効性があるという。このブログをお読みいただいている方の中でどうやっても痔などが治ら方はお試しあれだが、その節はスコップ持参の上、弊社養蜂場へお供させていただき、ここは野生動物以外、誰もいない山奥ですからご心配無用である。(笑)

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