過熱するマヌカハニーブーム

前回までのことを考えると、マヌカハニーの持つ天然の活性力につきその特異性は薬剤とは異なったパワーがあり、健康維持には必需的なものと位置づけ、これからも真剣にこの天然の活性物質を保護していく必要に迫られる。
製品については日毎に新聞・TV・雑誌などで取り上げられるようになり知名度が上昇しているが、このことは何も日本のみならず生産国である当地ニュージーランドも同様で、欧米以外にもアジア諸国の輸出が非常に盛んとなり、特に中国、シンガポール、香港が多く、弊社にも引き合いがある。しかしながら、こうした人気上昇に伴い、慢性的な生産不足によって色々な製品が本場の当地でさえも市販され、現在は明らかに実質生産量より流通量の方が遥かに多いという現象が起こっている。そんなことから、この商材に対し今後益々、様々な品質の製品が拡販されることは明確に予測でき、この業界の試練が早くもやってきたというのが偽りのない印象だ。
こうした現象は過去のブームに乗って同じ蜂産品のプロポリスやローヤルゼリーだけを取ってみても、適当な製品を売った業者のその後を知れば容易に予測できるが、それと同時に言えることは消費者は非常にシビアであり、本物以外はやがて相手されなくなる。ニュージーランドの自然保護に益々気を引き締め、良品を世に出して行かなければと思う。

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