ミツバチのサポート(前編)

2017.08.21

ミツバチ巣箱

この地域は明るく温暖なため住宅として不動産屋が目をつけ、開発が急激に進み区画割でコマ切れされてしまい、今は1エーカー持っている所はめずらしくなってしまいました。拙宅がある区域は国からリゾートとしての指定があり、コマ切れは法律で禁止されています。だから町なのに自然が残されているというわけです。
複数箇所の山岳地帯に設けた遠方にある養蜂場にはミツバチの巣箱が置いてありますが、活性の弱い群れは身近においていつもサポートしなければならないので、拙宅の敷地内に持ってきてここで養生をしています。
現在、こうした巣箱がここには50箱程あります。ここで越冬を無事終えた群れは花が咲き始める少し前に蜂場に移動することになりますが、環境の急激な変化はミツバチにとって大きなストレスとなるので、活性の強い順に戻すことになります。それでも常に何群かは、流蜜シーズン中もここで過ごすことになり、新しい女王ができて強群の仲間入りができるまで面倒を見ることになります。

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