わが母校 ”農大団結節”

前回の母校についての話に戻すと先輩、後輩が当時、恩師の崇高な考え方に共鳴して海を渡っていったわけだ。未開のジャングルを開き、食料生産をすることに希望と生きがいを感じていた。しかし、その後はこうした原始林の伐採は気候変動をきたし、地球の環境破壊を意味する事になる。上記農大学歌にある ”科学の力に 自然を服し” など今では受け入れ難い事なのだ。
こうした時代の変化はWindows95がリリースされた当時、誰も今日のようなIT時代が来るとは思わなかったように、学歌の第3番は残念かな時代錯誤そのものであろう。
一方、母校の応援歌に ”農大団結節” と言うのがあり、4番か5番に下記の様な歌詞があった。

”オース オース団結だ オース意気だよ その意気だ
南洋に行ったら何をする くろんぼ達を煙に巻き
酋長の娘をものにする
オース オース団結だ オース意気だよ その意気だ”

人種偏見も甚だしいので今ではこの歌詞は切り捨てられ誰も歌うものがなく、忘却の彼方に葬り去られている。当然と言えば当然であるが、こうして青春の夢が幻として終わろうとしていることに一抹の寂しさを感じずにはいられないし、学生時代の仲間に逢って昔を忍ぶことすら時代の波に押しつぶされてしまったという感がある。
しかし、若い時に恩師から与えられ真剣に考え実行したテーマは、今でも色んな意味で原動力となっているようだ。自分ではあまり気が付いていないかもしれないが・・・。そう時折思うことがある。

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