マヌカハニーのMGOとは

マヌカハニー研究イメージ画像

マヌカハニーにはMGOやUMFといった規格と数値が表記されています。これは何を意味したもので、どれを信用すればよいのか解説します。

MGOとは

マヌカハニーに含有されるMGO(天然メチルグリオキサール)は、抜群の抗菌・抗ウィルス活性作用がある物質です。
有効菌種は広域で、多くの感染症の治癒・予防、話題性の高いピロリ菌や有害菌類に作用します。
特に院内感染菌で抗生剤が効きにくいMRSA(Methicillin-Resistant Staphylococcus Aureus:メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)、それに史上最強の抗生物質とされるバンコマイシンでさえ効かないVRE(Vancomycin Resistant Enterococci:バンコマイシン耐性腸球菌)やVRSA(バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌)など、こうした菌は通常の健康体であればまず、免疫力をもって守ることができますが、そうでない場合これらの菌に感染しますと非常に厄介な事になり治療薬がありません。
しかし、MGO数値の高い、高活性度のマヌカハニーはこうした菌にも充分な活性を示します。
また、薬の対処療法とは違い、長期的な利用による体質改善、根本的な治癒に安全に利用できるものです。

MGO、NPA、UMFの違い

マヌカハニーの抗菌活性が認められたのは1980年代です。
はちみつにはペロキサイドhydrogen peroxide(過酸化水素)という抗菌成分がありますが、食べたり、傷口への塗布など人体に利用する場合には、カタラーゼ酵素によりその効果は低下もしくは消失します。
マヌカハニーはこれとは違い、体内でも傷口でもその効果は有効なため「ペロキサイドではない成分」があることになります。
これをNPA(ノンペロキサイド)、または、UMF(ユニークマヌカファクター)として、成分特定はできていないがマヌカハニーの抗菌効果の指標としました。
ペロキサイドではない、マヌカハニー特有の成分がMGOであることをトーマス・ヘンレ博士が発表したのは2008年です。

検査方法の違いとしては、NPAやUMFはハロー試験というもので、培養した黄色ブドウ球菌へ、マヌカハニーと消毒薬のフェノール液をそれぞれ落とし、菌の発育を抑止した範囲を測定するものです。
しかしこの検査は、結果判断が目視であったり、フェノール液の品質によって結果に誤差が生じるため確実性に欠けるものと言えます。

MGOの検査は、純粋にMGOの含有量そのものを測定するものであり、抗菌・抗ウイルス活性強度が確実にわかるものとなっています。
また、TCNマヌカハニーの活性強度(=NPA、UMF)は、MGO含有量から算出が可能です。
天然メチルグリオキサール(MGO)と活性強度の相関関係自動計算⇒
https://tcn-ec.co.jp/products/manukahoney/detail/

MGOの産生

MGOは、もともとマヌカ花蜜に含まれているのではありません。
マヌカ花蜜中の物質ジヒドロキシアセトンが、巣の中でミツバチが作る温度(37℃~39℃)により加温されて徐々にMGOへと変化していきます。
したがって、MGOを多く産生する=高活性のマヌカハニーを得るには、前駆体のジヒドロキシアセトンの豊富な含有量と、健康なミツバチが必要です。
TCNのマヌカハニーは全てインカナム種由来ですが、インカナム種にこだわる理由は、このジヒドロキシアセトンが豊富であるということです。
そして、健康なミツバチのためには、餌は砂糖のシロップを使わず、同じ巣箱から得た森林蜜を食べさせます。
自然環境によっても左右されるため、今年MGOが多い高活性マヌカハニーが採れたからといって、来年も同じという保証はありません。
このように高活性マヌカハニーの採取は常に産地の自然環境に精通し妥協を許さない繊細な職人気質が求められます。