モノづくりストーリー

はじまりはブラジルでの原料

私の父である創業者の辻 重は、蜂産品(プロポリス)の原料屋でした。プロポリスは私が幼い頃から、父が赤チン(マーキュロクロム液)やうがい薬の様に使うことを勧めていて、怪我をしたときや喉が痛いときには、プロポリスの原料から一番良いものを子どもながらに自分で選び、それをかじって育ちました。良い原料であるほど辛くて不味いものですが、何かあればいつもこのプロポリスに頼り、そして守られてきました。大人になった今でも、市販の薬は少量を摂取するだけでとてもよく効くため、薬は本当に必要な時以外は使いません。このような健康づくりは、私の息子や娘たちにも継承していくつもりです。

創業者である父、<辻 重>と<私>

みつばちの群れ

私が幼い頃の父は、ブラジルでプロポリスの原料を入手し、お客さまへ提供することを生業としていました。ブラジルは自然に恵まれた綺麗な国でしたが、治安の悪さは残念ながら今も昔も変わりません。幼いながらにも私は、父の原料屋という仕事はとても危険で常に命がけであることを薄々感じていました。小学生に上がる頃には現地の状況はますます悪化、私たち家族はニュージーランドへと移住を決意しました。

養蜂風景

小学校を卒業する1995年にニュージーランドへと渡り、大学卒業までを現地で暮らしましたが、父はここでも相変わらず養蜂に勤しむ日々でした。私は頭の隅で「なぜ父はいつも養蜂にこだわるのだろう?」と不思議でしたが、今思えば、その頃の父はマヌカハニーの採取方法に相当な熱を入れ、色々と苦労も重ねていました。

みつばちの巣箱

例えば、父は昔から人里離れた場所に蜂箱を置くことを好むため、ほとんど人が通らない未開の地へと進みます。大きな砂利道の中、巣箱を積んだトラックを激しく左右に揺らしながら分け入り、大雨のときには切り立つ崖からトラックごとすべり落ちそうになるなど、想像を絶する出来事ばかり。しかし、極めて品質の良いマヌカハニーを手に入れるには、この道なき道を避けては通れません。

日本で私が目にしたもの

憧れの地で経験した絶望

時は流れ、現地の大学を無事に卒業した私は、日本への憧れもありTCNの母体である株式会社テクノート食品部へと勤める事になりました。来日当初は全てが目新しく、父のマヌカハニーやプロポリスが日本でどのように利用されているのかも大変興味深く、働きながら色々と学んでいきました。ニュージーランドでマヌカハニーの採取や研究に忙しい父は、日本国内の原料供給先にまでは目が届かないため、代わりに私が状況を直接把握することになったのですが、ここで待ち受けていたのは、供給先の事情を知れば知るほど絶望する現実。父の命と言っても過言でない原料の扱われかた、それがはっきりと分かりました。
商売とはいえ、とにかく原料を仕入れ、製造所へ投げ、プロポリスやマヌカハニーなどは微量でも表示できる程度に配合し、立派な健康食品として大手を振って販売していました。第一に利益を得る事しか考えていないため、原料の良し悪しや特別な採取方法、繊細な取り扱い方などにはさして興味もなく、原料に高熱をかけ効率よく量産し、有用成分がすべて台無しになったとしても一向に構わないという供給先の事情を知った私は、父が現地で苦労して原料を維持管理してきた行為が、こうした一瞬の製造過程で全て徒労に終わっていたのかと、悔しい思いをしたことを覚えています。

入っていれば何でも許されるのか?

食品表示法に従っているからとはいえ、少量しか配合されないマヌカハニーやプロポリスには、有用性などは何も期待できません。知識や実体験に欠ける販売者が作るものでは、たとえ大手であっても、味に神経をとがらせる程度で終わりです。また製品ラベルの表示は、通常のスーパーなどで量販されている一般はちみつと同じ法律がそのままマヌカハニーに当てはめられているため、これでは明確な健康への位置付けされたマヌカハニーを消費者が本当に区別することは絶対に不可能で、ここに大きな問題があります。

例えば、よく見かけるマヌカハニー “風味” の飴などは、マヌカハニー自体が無配合であっても、香料などによって風味付けがされた場合は、法律的にはマヌカハニー風味の飴として販売ができます。

更にマヌカハニー “配合” と書けば、ごく少量(数%でも)マヌカハニー “入り” の製品として販売が可能です。正直なところ、この程度の極低配合量であれば、コーヒーを飲むことでマヌカハニーと同じ有用成分のMGOが摂取できます。

健康を味方にしたい方は風味、配合などの商品よりも安価であっても純正はちみつをおすすめいたします。

Professional

マヌカハニーのプロとして伝えたいこと

このような販売市場の仕掛けがある以上、私が幼い頃にかじっていた100%プロポリス原料の素晴らしさをお客様にお届けすることはまず困難で、父とその仲間たちがニュージーランドでどんなに素晴らしいマヌカハニーを育てても、全く無意味になってしまいます。繰り返しますが、こうした法律がまかり通る背景には、マヌカハニーに食品としての表示法しか与えられていないためです。有用成分を目当てにご購入される方は、絶対に気をつけなければいけないポイントです。マヌカハニーと書かれているから何でもいいという訳ではないことをどうかご理解ください。
マヌカハニーの国内パイオニアとして弊社がもっとも懸念することは、有用性を求めるお客様が表記のトリックによって誤った買い方をされ、結果的に有用性を享受できずにゆっくりとマヌカハニーから遠ざかり、ただのブームやトレンドなど刹那的に終わってしまう事です。

このままでは絶対にいけない

養蜂は私の
時代で終わり

もちろん父もこの現状に薄々と気付いてはいたものの、自らが原料を日本国内で管理し、商品化し販売することまでは出来ませんでした。私の脳裏には、少年時代に父が一度だけ口にした言葉「養蜂は私の時代で終わりなのだ」がずっと残っていて、結論から言えば、父の代わりに日本へ戻ってきた私が、原料の管理、製造、販売の全てを引き継ぐこととなり現在に至っています。

TCN
誕生の決起

当時、製造業者のあまりにもずさんな原料の扱いに強い衝撃を受けた私は、取引先との関係を解消し、一からの販路開拓へと踏み出しました。これがインターネット通販を核とする株式会社TCN誕生のきっかけです。

1985年
辻晶が株式会社テクノート(静岡県)を設立。
ブラジルにて辻重がプロポリスの生産に携わる。
1995年
TCNニュージーランド事業所を設立し、辻重が現地でマヌカハニーの採取と研究をおこなう。
2006年~2010年
株式会社テクノート食品部にて、辻段がマヌカハニーとプロポリスの販売に携わる。
2011年
辻段が株式会社TCNを設立。
原料管理から製造、販売までの一貫体制の充実を図り、現在に至る。

設立当初より、DtoCの
インターネット販売で、
現在もそして
この先も変えていくつもりはありません。

DtoCとは

DtoCイメージ画像

DtoC(あるいはD2C)とは、Direct to Consumer(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)の略で、メーカーが仲介業者を通すことなく、自社のECサイトなどから直接顧客に販売するビジネスモデルを指します。

TCN 製造・販売三ケ条

  • 自分の原料は、
    自分で守ること。
  • 自分の原料は、
    自分で製品化すること。
  • 自分の製品は、直接お客様の
    お手元に届けること。

TCNではこの指針のもと、原料の管理から製造までを100%自社で行い、トレーサビリティに関しても限りなく100%近くまで実現していくようになりました。

当初は売れなかった

2011年の設立当時

国内でのマヌカハニーの知名度は皆無に等しく、何してもさっぱり売れませんでした。

当時は全てを一人でこな
していたため私自身の営
業も未熟で、まさに苦労
の連続。唯一、プロポリ
スとマヌカハニーを少数のリピーター様にご愛用いただき、そのリピーター様からの口コミで新規のお客様が増えていくといった状況でな
んとか回っていまし
た。二日連続で
注文が無い日も
当たり前で、自
分への給料は遠い
先の話でした。ただ、
これほど注文が無くて
も自信を失わなかっ
た理由は二つ。

  1. 原料
    素晴らしさ

    理由 1

    少年時代からこの原料を使用している私にはその素晴らしさが誰よりも分かっていたこと。

  2. リピーター様
    存在

    理由 2

    商品を買ってくださったお客様のほとんどがリピーターになっていたこと。

現在も当初のお客様の多くが定期で
ご継続くださり、
この場を借りて
心より厚く御礼申し上げます。

良い製品
必ず後から広がる。

会社を起動に乗せるため、当時は売ることばかりに躍起となっていましたが、今考えれば売れる筈もありません。なぜなら、当時日本市場でのマヌカハニーの知名度は、現在に比べ天と地ほどの差があり、YahooやGoogleで「マヌカハニー」と検索されることもなく、それは無人島で開店し、毎月賃料だけ支払うことと同じだからです。焦って営業や広告に無駄なエネルギーを使わずひたすら製品開発に集中しろと、あの頃の自分へ言い聞かせたいほどでした。勿論、営業なくして認知もないのですが、もはやそれすらもあまり関係無い。

良い製品は必ずお客様から
広がっていく。
そう信じて
良い製品をお届けし続けること。

当時ニュージーランドで起きていた事

2000年代初め、私がまだ在学中の頃、ニュージーランド国内でのマヌカハニーはまだ学術的根拠に乏しく、原住民のマオリ族の間だけで利用されているようなはちみつでした。

有用成分もはっきりと分かっておらず、価格はクローバー蜜以下。当時のマヌカハニーは、ほとんどが北島南部で採れたため、北部に生息する機能性が大きく期待できるインカナム種とは違い味や香りにクセがあるものが大半でした。マヌカハニーの機能性が不明確である以上、当然ながら味の優れたクローバーはちみつに価格的にも太刀打ちできないことになります。

また当時は、北部に生息するインカナム種のマヌカ蜜が味や機能面でも大変優れている事が学者たちの間ですら、あまり発表されていませんでした。

私の父が北部のインカナム種に大きな可能性があることを見出す中、ニュージーランドの養蜂職人の誰しもが、この蜜の為に辺境の地である北部へわざわざ採蜜に行くことなど、その発想すらありませんでした。

捨てられていたマヌカハニー

当時のマヌカハニーは牛の餌としても使われる始末でした。

しかし何故かこのはちみつを食べた牛たちだけが体調不良を起こさず、元気であることが不思議であると徐々に話題にもなりました。それでも学術的根拠に乏しいマヌカハニーは、大半が捨てられ、その理由は、粘度が高く生産上この上なく扱いづらい原料であること。職人たちは「あぁ、またマヌカハニーが取れたよ」と嫌気がさすほどでした。

現地製造に暗雲が…

こうして注目の薄かったマヌカハニーを製品化することにはメリットもありました。

例えば当時、ポット詰めをする製造所はとても小規模だったため、製造時は自由に工場へ出入りができ、全ての工程を自分たちでも目視ができたので安心でした。

しかし2014年後半以降、マヌカハニーが日本や中国でも少しずつ脚光を浴び、小規模だった充填工場も見学以外の出入りは一切禁止となりました。このとき、父や私にはブラジルで起きた一大プロポリスブームの事が頭をよぎります。注目を浴びた渦中の原料がどのように扱われていくのか、それを先に見抜いていた上、プロポリスの様な過去を二度と繰り返してはならないという思いから、製造所の立ち入りが禁じられるのであれば、これを機会に採取以外の製造は全て日本へ移す、という重大な決心をしました。

日本へ移行するも苦難の連続

マヌカハニーをバルクで日本へと輸送し、同時に製造機器やノウハウも日本へ移して、国内での試作がスタートしました。

しかしマヌカハニーの製品化はまさに地獄絵図のようでした。輸入した機械はボルトも仕様も異なるため改造が必要で、製造時の温度管理も一般的なはちみつよりも大変厳しく、気づけば年単位のプロジェクトに。それでも私は製造を日本国内へ移管したことは正解だったと思っています。その最たる理由は、現地の工場の出入りが禁じられてから数年後、予想通りニュージーランドのマヌカハニーには次々と事件が起きていったからです。

大量生産の“マヌカブレンド”が大問題に

例えば、現地では低グレードのマヌカハニーをブレンドして数値を偽装し、他の花の蜜をブレンドして大量生産をするようになりました。

日本でも、グリホサート農薬の混入を巡って大騒ぎになりましたが、この問題にしても、現地の工場で質の悪いはちみつとマヌカハニーをブレンドさえしなければ、まず起きなかったでしょう。

こうした出来事からニュージーランドでは、マヌカハニーの配合量が一定以下の製品は “マヌカブレンド” と表示し、ブレンドであることを必ず表記する法律が現地で制定されました。政府は単一の花から採取された純粋の高いマヌカハニーとその他を明確に識別することで、誤解のない製品を流通させ自国の信用回復に策を講じたのです。

食品検査結果書

グリホサート騒動に思うこと。

弊社からすれば、日本であれ海外であれ、近隣に農場や牧場がある場所での養蜂はグリホサートを始めとした農薬が散布される訳ですから、はちみつに入ってしまうことはごく当たり前です。以前にテレビで話題となった「銀座で採れたはちみつ」なども推して知るべしでしょう。弊社のマヌカハニーのように、人里から離れた山岳地帯、つまり人間がいなければ当然農薬の散布も不要で、はちみつに何も混ざることは無いのですから。

TCNでは認定機関で
原料一つ一つの検査を
おこない、
検査を通過した原料のみポットへ
充填されていることを誓います。

輸入マヌカハニーのからくり

輸入マヌカハニーの誤解

詳しい方はもうお気づきかと思いますが、
よく見かけるマヌカハニーは、
どのメーカーも茶色の六角形や四角形の
プラスチックボトルではありませんか?

ニュージーランドのような小さな国では、マヌカハニーをポットに充填できる工場は実は限られています。例えば工場側であらかじめ大量生産した品を各メーカーが仕入れ、各々にラベルを貼り、独自のブランドで販売している、これは決して過言ではありません。こうして加熱加工し大量生産するからこそ、有用成分を損ねる代わりに、味や硬さが均一に仕上げられ個体差も生じにくくなる。購入者は、一年中トロリとして食べやすい均一化されたマヌカハニーを、最も品質が良いと誤解して記憶します。

全プロセス追跡可能

しかし、巣箱から取り出したままの生マヌカハニーであれば、同じ味、同じ硬さを毎回味わえる保証などあり得ません。もっと言えば、同じ群れでも何段目の巣箱から取り出したはちみつなのかによって味や硬さは変わります。人間の工程が少なければ少ないほど、各シーズンによって味や硬さが生き物の様に変わる、これが本当のマヌカハニーであり、変わらなければ逆にとても怪しいマヌカハニーということになります。弊社はある時期に、当時委託先であったニュージーランドの充填工場との関わりを断ち、自社直営養蜂場からスタート、そして、原料輸入から製品化を日本国内の工場に切り替えました。マヌカハニーの生産から製品製造まで一貫した業務は、この業界には弊社以外には見受けられません。通常、ニュージーランド中からかき集められたはちみつを大規模な加工場で製品化されます。その方が低コストで世界のハチミツ市場相手に均一化した生産ができるからです。
弊社は創業以来、マヌカハニーの健康への機能性に大きな期待を寄せ、また多くのお客様のご報告からも、信念をもってこのはちみつの特異性が人類の健康維持にいかに貢献するか確信に至っています。

国内工場に切り替えた結果

残留農薬物問題などに巻き込まれることもなく、
自分たちの手で安心して製造ができるようになりました。

まさに

蜂の育成~蜂箱からの
蜜の採取~製造~販売 全プロセスが追跡できる 万全の体制でのご提供が可能に!

輸入品に関する
“日本の規制の盲点”

しかしながら、弊社も当初の国内製造計画では、ニュージーランドの茶色いプラスチックボトルを輸入し、日本国内ではちみつを充填する予定でした。早速空ボトルを輸入しようとしたところ、輸入検疫所から「この容器は食品検査を受けた事例がないため、通過させるには高額な検査を一から受ける必要がある」と連絡が入ったのです。

業界標準ボトルなのに何故?

旧ボトル製品画像

当時はすでに弊社も他社も、このボトルに入ったマヌカハニーを輸入して販売している訳ですから事例が無いはず無いと何度も検疫所へ問い合わせました。

すると日本の法律では、はちみつがニュージーランドで“充填された状態”で輸入された場合は、内容物についてのみ残留農薬や化学物質などの検査が実施され、容器については検査せずというものでした。

このような矛盾点は突き詰めていくと危険な側面もありますが、国内製造に切り替えるために行動を起こした結果、浮き彫りになったことは事実です。おそらくこうした事実は、安易に流通ルートから仕入れ転売している業者、直接輸入をしているところでさえ想像すらできないことだと思います。このようなことを考えますと、今や日本の食品輸入の占める割合は非常に高く、そこには憂慮すべき問題があると思われます。輸入食品についての内容物の検査は非常に厳しく、反面それに使用されている容器については何の検査もなく、国内貨物として素通りし店頭で売られる。これで食の安全が本当に守られるのかという疑問が誰でも感じるのではないでしょうか?弊社では極力お客様の安全、健康を最重要視し、確実で自信を持った製品のご提供に尽力したく思っております。

ストロングマヌカハニーMGO1050+新ボトル画像

進化を続けるオリジナルボトル

現在TCNでは、材質が明確な国産の瓶(本体・キャップ全て)を使用していますが、今冬以降に発売するマヌカハニー製品から、自社による完全オリジナル設計の国産ガラス瓶へとリニューアルします。弊社のような、はちみつに必要最小限の加工しかせず最小ロットで作られた品は、マヌカハニーの個性がよく表れますので、そうしたことにもよくフィットした瓶が必要です。

新ボトルはココが違う

新ボトルに盛り込んだ手の行き届いた改善点
  1. 製造時のフレッシュさを
    キープする蓋の構造
  2. 開けやすさ
  3. 瓶のべたつきにくさ
  4. 持ちやすさ
  5. すくいやすさ

また、ボトルの表面や底面にTCNロゴや、容器が日本製であることの刻印も施し、これらは弊社が自社工場で間違いなく製造した物理的な証となります。このようにTCNでは、今後も大胆なノウハウや改善点をいち早く取り入れていく所存です。

安心・安全を満たす製品づくりは、
やはり、ジャパンブランド
(品質に世界一厳しい日本基準での製造)が一番です。TCNは今後も信頼できるブランドとして、
日夜努力を続けていきます。

自然なままをお届けする難しさニュージーランドとの絆

最後に、"ものづくり"とは、自ら製造してみなければ分からないことばかりです。特にマヌカハニーの製品化は普通のはちみつと比べても困難で、大変なノウハウが必要です。単に瓶詰めすればいいと誤解されがちですが、その特長や組成を壊さず、自然なままをお届けするためには、限られた製造工程の中での研究と改善、高度な創意工夫が求められます。試行錯誤の繰り返しが良い製品作りにつながることを考えると、やはり製造現場は近くでないと物理的に実現不可能な側面もあります。

また現在のコロナ禍においては、
マヌカハニーの採取現場である
ニュージーランドへの入国も困難です。

原料は 誰が、 どこでどのように採取し、 それを誰がどのように品質管理し、 どのような手段で日本へ届けのるか、 これは“大変重要”です。

辻段の養蜂風景

TCNでは現地ニュージーランドに所属する弊社の創業者「辻 重」と、その仲
間達のたゆまぬ研究と
努力によって高品位
なインカナム種マヌ
カ蜜の採取を続けており
、日本の充填製造におい
てもマヌカハニー業界の
最先端を追求し続け、ト
レンドやブームに巻き込
まれることのない別
次元の運営を今後も
続けてまいります。

最高品質のマヌカハニーを、お客様のお手元へお届けすることだけに努めていく所存です。最後までお読み頂き、ありがとうございました。

株式会社TCN 代表取締役社長  辻  段