日本人健康腸内フローラ

冒頭、私はこのマヌカハニーを食べていれば健康でいられると述べた。
本品の持つ天然の活性物質につき、よく様々な疾患の治癒や予防のご相談を受けることが多い。しかしながら、私たちの身体は「恒常性*維持機能・免疫システム・自然治癒力」という最も重要な3つの基本的生体システムによって健康が維持されている。
このような生体維持システムがある以上、通常の生活を営んでいれば、滅多なことでは深刻な病気にならないとされているし、また、極端に間違った生活をしない限り、健康的に一生を過ごせるようになっているともいわれる。

(恒常性* 生物のもつ重要な性質の一つで、生体の内部や外部の環境因子の変化にかかわらず、生体の状態が一定に保たれるという性質、あるいはその状態を指す。)

しかしながら、身近な範囲内だけでも、多くの方々が深刻な病気で悩み、苦しんでいて、むしろ病気を持っていない方が珍しいというような現実がある。
そして、大半の方々は加齢によって病気になるのは当然と解釈しているようだ。
実際に、癌・心臓病・脳卒中などの病によって、非常に多くの割合でかけがえのない生命を滅ぼすに至っているのも事実である。
病気をせずに天寿を全うし、老衰で一生涯を閉じる人はむしろ稀な存在となっている。
本来、人間は長い歴史において、病気にならない形質を受け継いでいるはずなのに、なぜ、このような異常な事態に追い込まれているのか。

その原因として、極端に間違った身体の酷使(ストレスも含め)を長期間してきた、限度を超えて有害なものを摂り続けてきた、あるいは、健康維持のために不可欠なものを根本的に欠落させてきたなど、このような自然に反した要因を積み重ねることによって、長い歴史において培ってきた「恒常性維持機能・免疫システム・自然治癒力」が充分機能せず、病気が蔓延するという異常な事態を引き起こしているとしか考えられない。

蜂蜜など蜂産品は人類誕生時から薬や健康維持として古人が利用してきた物質である。
現代社会はどこへ行ってもストレスばかりで、本当に大変な世の中であるがゆえに、自然に接した物質の摂取は、とりわけ現代人において必須ではないかと考えている。
こうした視点から、弊社製品はできるだけ人工的な養蜂システム(大規模養蜂など)を避け、ミツバチの生態に任せた方法での養蜂による蜂産品の採取に専念している。

私たちが健康で過ごすことができるということは、とりわけ消化器官が健常であるということが大きな要因になっている。腸管には身体全体の免疫機構の70%が集まっていることも近年の研究で明らかになってきた。 それは一重に、腸内フローラ(腸内の微生物生態系)が良好な環境のもと正常に機能していることが、恒常性維持の非常に大きな条件となっている。

日本は病気になれば医療機関に行き、費用の一部負担で誰でもが医師にかかることのできる結構な国でもある。しかし、このように恵まれた現代人は己の身体は己で治すということを忘れ、医療機関に丸投げし、医師の言うことを鵜呑みにする傾向が強い。自分の身体は自分が一番よく知っている筈なのにだ。
私たちのところには色々な医療機関を巡った挙句、医師にも匙を投げられ、薬剤で心身共々ボロボロになった顧客様が藁にも縋る思いで訪れてくる。

私はそこでアマゾンの森で経験した天然の活性物質のことや、ワイカト大学の故モーラン博士を思い出すのである。現在になりとりわけ多い難治性疾患と呼ばれる自己免疫疾患や自律神経疾患など、化学薬剤では特に抗生剤・抗生物質・免疫抑制剤のステロイドあるいはアルツハイマーなども含め、天然の活性物質を利用することで体質改善ができ、こうした疾患にも大きな期待が持てるものとプロポリス抽出液・マヌカハニー・生ローヤルゼリー・ミツバチ花粉そしてマヌカエッセンシャルオイルに対する多くの顧客様のご報告からも確信に至っているのである。

繰り返しになるが、それにはやはり腸内フローラ(腸内の微生物生態系)が全ての疾患を解決する鍵となっているように思う。私たちの身体はつい最近まで全て脳がコントロールしていると思われていたが、近代の医学では、各臓器間は細胞間情報伝達物質によってコミュニケーションが取られ、常に恒常性維持を保っていること、そして、情報伝達物質の多くは腸内フローラが関与していることが分かってきた。

このようなことを考えると、健康は腸内細菌叢を如何に良好にするかがキーポイントとなってくる。
これらの点で化学薬剤の利用は、現在のところ悲しいかな、腸内フローラを改善するどころか逆に悪影響を与えかねないものばかりだ。
この点で自然界から得た活性物質は薬剤にない特長を持ち備え、摂取することによって腸内フローラをサポートし、様々な疾患原因を取り除くための活力を得ることになる。